カンジダ性外陰炎・膣炎
松隈産婦人科クリニック
院長 松隈 孝則

 カンジダ菌は多くの人が保有しており、それ自体は問題ありません。
その菌がなんらかの原因によって異常に繁殖し、症状が現れると治療が必要に
なります。
よくみられる症状としては、かゆみ、酒粕のようなおりもの、かぶれ などがあります。
原因としては、以下のような場合が多いようです。

@ 風邪をひいた、疲れがたまっていた、寝不足、などでからだの抵抗力が落ちたような場合
A 膀胱炎・風邪・歯治療などで、抗生物質を服用したあとなど
B 生理の前にかゆみを感じることがある
C 妊娠中には、ホルモン環境がカンジダが繁殖しやすい状況をつくりやすい
D 糖尿病などの素因がある場合
E 花粉症や喘息などで、ステロイドホルモンなどを使用している場合
F スポーツはお仕事で汗をかいたりした後にシャワーのチャンスを逸した場合など

 治療としては、膣洗浄とともに膣剤の挿入外用薬、内服薬などがあります。
通常は、10日間くらいの治療で治ることがほとんどです。いったん治っても、繰り返すこともあります。
性交での感染もあります。症状を感じているときには、男性への感染を予防してください。

 浴槽でお子様へ感染することはありませんが、治療中は症状が強いときには、お風呂椅子の共用は避けてください。

平成22年4月