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夏場に多い泌尿器系の病気
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山下泌尿器科医院
院長 山下 拓郎 |
| 夏場になり多くなる泌尿器系の病気に膀胱炎があります。特に女性に多くみられます。膀胱炎は、大腸菌をはじめとする細菌が膀胱の中で増え、炎症を起こしている状態です。男性にくらべ女性に膀胱炎が多い原因は、その解剖学的違い、体の構造の違いにあります。どのような違いかといえば女性はまず第一に尿の出口と肛門が近く、さらに尿道の長さが異なり男性は尿道が14〜18pあるのに比べ、女性の場合は3〜5pしかないという違いです。このため菌が膀胱に侵入しやすく、簡単に炎症を起こしてしますのです。 また夏場に多い原因は尿の量が少なくなることにあります。夏場は暑く体の中の水分が汗などで蒸発し、尿の方へ回ってくる水分が少なくなります。本来十分な尿量があれば排尿することで尿路系の細菌を体外に排出するという自浄作用をヒトの体は持っているのですが、尿量が少なくなることでこの自浄作用が弱くなり膀胱に残った細菌が繁殖し、膀胱炎へと進んでしまうのです。 膀胱炎の予防膀胱炎は気をつければ防げる病気です。次のような点に注意して予防しましょう。 細菌対策 1) 夏場は特に十分な水分をとり、 2) おしっこを我慢しないようにしましょう。 3) 外陰部は清潔に保ち、排便の時は前から後ろに拭きましょう。 全身的抵抗力の保持 1) ストレスや疲労をためこまないようにしよう。 2) 過激なダイエットは避けよう。 <最近のトピックス> 平成19年8月 |