世界保健機構(WHO)が公表している各国比較データによると、日本の平均寿命、健康寿命は男女とも世界1位。また、乳幼児死亡率の低さは、アイスランド、シンガポール(同着1位)についで世界3位です。主要5か国と比べても群を抜いており、日本の医療が世界的にみてトップレベルであることを示しています(表1)。
このように高い成果を上げてきた日本の医療は、3つの大きな柱で支えられています。
●全ての国民が公的な医療保険に加入しています。(→国民皆保険)
●保険証さえあれば、何ら制限を受けることなく、全国どこの医療機関にも自由にかかることができます。(→フリーアクセス)
● 必要な医療は患者自己負担を支払うだけで受けられ、かかった費用は公的医療保険から医療機関に支払われます。ですから費用の心配をせずに医療機関に行くことができます。(→現物給付)

海外では、加入している医療保険によって、受けられる医療の内容や、診てもらえる医療機関が制限される国も少なくありません。こうした国々で、日本の医療保険制度は「お手本」と考えられているようです。
ところが今、国の誤った政策によって、日本の医療保険制度は、崩壊の危機に瀕しています。
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