
小郡三井医師会理事会 Dec 1 2004 No.88
会員の皆様に理事会の活動を毎月1のつく日にお知らせしております。
皆様のパソコンでご覧になった時の不都合や内容に対する要望などありましたら医師会事務局 までお申し付け下さい。
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◆ 患者塾を終えて ◆ 広報担当理事 廣瀬眞恵
第67回患者塾が『症状がないのに病気ですか?それが生活習慣病の恐いトコ』をテーマに小郡市総合保健福祉センター”あすてらす”において開催されたのは10月16日土曜日の午後でした。とても天気がよくて地域や学校の運動会や様々な催しには絶好の日和でした。医師会の先生方、小郡市役所の方々、大刀洗町や北野町の方たちにも会員の先生を通じて開催の準備にたくさんのご協力をしていただきました。そしてようやく向かえた本番です。お昼ごはんもそこそこに会場の設営をしながら、担当の蒲池先生も名取先生も健康課の大石課長も「何人ぐらい来てくださるかね。」「もしも、イスが足りないときの場合はこうして、ああして・・。」「先生、多いならいいけど、がらんがらんでもそれなりに様になるようにせんといかんですね。」「でも天気がいいよね。こんな日に部屋の中でじーっと普通しときらんよね。来らっしゃるとでしょうか。」など、参加者とパネリストの先生がコミュニケーションを取りやすくを第一の目標に準備しながらも、その場の皆は、どのような方がいったいどのくらいの数参加してくださるのか、が、どうしても気になるようでした。当医師会の事務局も大奮闘でした。が、もちろん、一番きつい思いで開始の時間を待っていらしたのは、パネリストの佐々木先生や松行先生、権藤先生、健康課の小御門さんたちだったと思います。けれども私は、どなたも毎日患者さんと対話をされ、個々の診療理念、職業理念をお持ちの専門家がパネリストですから、私共が準備をきちんと致しまして参加者がとにかく来てくだされば、絶対にうまく行くはずだと思っておりました。ですからとにかく準備だけは何重にもしっかりと、と努力しました。
でも、本当に良かった。たくさんの方たちが会場に来てくださいました。100人は超えていました。内容もすばらしいものでした。参加者の質問の切実なことといったら・・。ぽつりぽつりと、あるいは一気にまくし立てるように、一生懸命質問してくださるのです。そして、それに答えてくださるパネリストたちの誠実で専門的なこと。進行の小野村先生のやさしくわかりやすくそれでいて質問者側に立った辛口の更なる質問など。3時間があっという間に過ぎてしまったのに気づいたのは、明り取りのために開けていた窓のブラインドを見上げた時です。陽射しなど入っていませんでしたから。
もう、暗かったです。お昼には汗ばみながら立ち回っていたのに、秋だなあと思いました。少し疲れた面持ちの方たちが「ありがとう。」と、退場され、質問し足りないのか隅の方ではマンツーマンで先生とお話される方あり、「病気になってから出不精になった主人をひっぱってきたけど、来て良かったです。」と二人で手をつないで帰られるご夫婦など、感激を私たちもたくさん頂きました。このような感激が、今までに66回も、近くのあちこちで起きていたのですね。小野村先生や仲間先生、津田先生やその他の患者塾のメンバーの先生方の地道な活動の継続は本当にすばらしいと思います。
毎日新聞の11月の毎週火曜日に内容が掲載されましたが、あの記事を見て、今度小郡であるときは私も行きたい、と、言われる患者さんが最近何人もおられました。記事は全てではなくほんの一部の紹介なのですが、全て真実です。読者はそれを微妙に感じられ、次は是非会場へと思われたのでしょう。患者塾に参加して良かったと思って下さったのが、患者さんやその家族だけでなく、開催側の私たち(パネリストやたくさんの人たち)だったのは、今回のことがとてもいい経験だったのだと思っていいのかな、と、考えています。
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◆ 会員の先生から ◆
福山泌尿器科 福山明先生から大興善寺の紅葉の写真が届きました。
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◆ 会長から◆
何ヶ月ぶりのフルタイムの日曜日、ふらりと出向き、客席70席の映画館シネテリエで
「The
fog of war(http://www.sonyclassics.com/fogofwar/)」を見ました。親富孝通りは親不孝の頃からほとんど縁のない通りですが、アートシアターのシネテリエだけは時々行きます。この前は「赤目四十八瀧心中未遂(あかめしじゅうやたきしんじゅうみすい)」、今回の「The
fog of war」はケネディ、ジョンソン大統領の時代の国防長官マクナマラ氏のインタビューによって構成されたものです。11の教訓の順にマクナマラ氏が回顧していきます。ベトナムでは約300万人が戦争によって亡くなり、一方アメリカでは5万数千人の兵隊が戦死しています。300万人と言うのはアメリカの人口比に置き換えると2500万人にもなります。後日マクナマラ氏がベトナムの当時の高官に「これだけの犠牲者を出して(と言うこの意味はベトナムでの戦争被害者数を示しています)あなた方と私共にとって選ぶべき別の道はなかったのでしょうか。」と質問した時、ベトナムの高官は「私たちは中国と一千年近く独立を戦ってきた。その後も独立のためには全てを捧げてきた。独立のための犠牲は厭わない。」と答え、議論の末あやうく喧嘩になりかけたと言う逸話が紹介されていました。また、このドキュメンタリー映画は戦争が実に個人的なレベルで進んでいくことを示していますし、真実はその時にはなかなか分からないことも教えてくれます。また、戦争の責任の所在を特定することの難しさも教えてくれます。映画を見終わって近くの"花まるうどん"で200円ちょっとのぶっかけうどんを食べながら、僕は全然別のことを考えていました。医療制度、特に医療保険制度がここまで破綻してしまったプロセスをきちんと検証したことはあるのだろうか。どこに責任があるのだろうか。我々団塊の世代が誕生した時からすでに日本の人口動態は分かっていたはずだし、医療の高度化によるコスト増、人件費の高騰等も予想がついたはずなのに、何故今に至ったのでしょうか。日本医師会は学術団体と自らを言います。医療は営利ではないと言います。ならば戦後の日本医療が歩んできた道の総括をやったことがあるのでしょうか。映画を見た前日の土曜日、新聞社の前総局長と現総局長を交えて居酒屋で懇談したのですが、そこでも医師の生き方そのものに容赦ないご意見をいただきました。辛いものです。このままではいずれ医療界は分断され、医師会も分断され、「経済」の中で理念とか正論とかは微塵の存在になるような気がします。さて、二つの新聞記事を紹介しておきます。一つは私事ですが、父の蔵書の大学への寄贈の事、一つは私がフォーラムに参加した久留米連合文化会の文化フォーラムです。一見医療のことと関係がないようですが「戦後」「組織」「子供達」「責任」などキーワードは共通です。腹をくくって私たちは主張をしないと状況はとんでもないことになっています。地方自治、三位一体、すべての変化は負の力として働いています。田中角栄氏が一県一医大を実施したようにどこかに責任があるはずですが、お任せしていた者にこそ「つけとしての責任」が来るのでしょう。
忘れていました。映画のことですが、フイルムスコアを担当したフィリップ・グラスの音楽も秀逸でした。
| THE FOG OF WAR is built around eleven lessons from the life of Robert McNamara. | |
| Lesson #1: | Empathize with your enemy. |
| Lesson #2: | Rationality will not save us. |
| Lesson #3: | Tere's something Beyond one's self. |
| Lesson #4: | Maximize efficiency. |
| Lesson #5: | Proportionality should be a guideline in war. |
| Lesson #6: | Get the data. |
| Lesson #7: | Belife and seeing are both often wrong. |
| Lesson #8: | Be prepared to reexamine your reasoning. |
| Lesson #9: | In order to do good,you may to engage in evil. |
| Lesson#10: | Never say never. |
| Lesson#11: | You can't change human nature. |
![]() | 西日本新聞 2004年11月27日 戦争に心痛 戦後の「拝金」嘆く 丸山氏は一九一五年、同県広川町出身。旧制中学明善校(現県立明善高)在学中に詩作を始め、九州医専(現久留米大医学部)を卒業して医業に携わる傍ら文筆活動。戦時中は軍医としてミャンマー、タイ国境など激戦地に赴き、日本軍敗走の中に身を置いた。 |
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| 西日本新聞 2004年11月28日 久留米連文が55周年フォーラム 孫の代に文化伝えよう 分野超え、深い交流を 久留米連合文化会(連文、花柳光君会長)の創立五十五周年記念イベント「文化フォーラム」が二十七日、久留米市庁舎二階のくるみホールであり、五年後に還暦″を迎える連文の今後のあり方について、さまざまな意見が交わされた。連文関係者約二百五十人が参加。福岡文化連盟の古里哲夫事務局長が基調講演で、「孫の代に文化を伝える努力が必要。日本文化のよさを理解して誇りを持てば、凶悪事件なんかは起こらない」と訴えた。 パネルディスカッションでは連文会員や久留米文化推進協議会の丸山泉副会長ら六人が登壇。現在、洋画や書など二十三の部会があることを踏まえ「連文は文化人の異業種交流の場″。分野にこだわらず、連携や交流をもっと深めた方がよい」との提言や「行政の協力が得られないと嘆くのではなく、行政が動かざるを得ないような動きをつくりあげよう」との発言があった。また、一般市民に対し、活動をより積極的にアピールしようとの声もあった。 終了後、花柳会長は「五十五年前は若い力が集まって創立された。会が六十歳を迎える前に、もう一度若返る必要がある。そのためにも若い世代にとって魅力のある会にしなければならないとあらためて意を強くした」と話した。 |
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| 丸山 泉 |
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◆理事会・委員会活動報告 ◆
11月22日(月)
・小郡市糖尿病教室打ち合わせ(丸山会長 午前10時 丸山病院)
・10days report 発信(廣瀬理事、医師会事務局)
11月25日(木)
・小郡三井小児医療懇談会(午後7時 医師会)
11月26日(金)
・平成16年度福岡県介護認定審査会圏域別現任研修会
(蒲池副会長、佐々木先生、毛利理事、友清理事 午後7時 久留米文化センター)
・大刀洗町高齢者サービス調整会議(友清理事 午後1時30分 大刀洗町健康管理センター )
11月27日(土)
・久留米連合文化会パネルディスカッション(丸山会長 午後1時 久留米市役所ホール)
11月30日(火)
・産業医学大会(県医師会)
・ポリオ予防接種(丸山会長 午後1時30分 あすてらす)
・小郡三井医師会北野部会説明会(蒲池副会長 午後7時 医師会)
・16年度前期医師会会計監査(廣瀬理事、松隈監事、名取理事 午後7時 医師会)
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社団法人小郡三井医師会 理事会
| 会 長 | 丸山 泉 | m-izumi@ace.ocn.ne.jp |
| 副会長 | 蒲池 壽 | kamachi7@pastel.ocn.ne.jp |
| 理 事 | 永田正和 | naga12@ymt.bbiq.jp |
| 島田昇二郎 | simadahp@ruby.ocn.ne.jp | |
| 福冨稔明 | w-kanpou@buz.bbiq.jp | |
| 友清 明 | atomo@mms.bbiq.jp | |
| 毛利康茂 | gion-yasu@hig.bbiq.jp | |
| 廣瀬真惠 | amarijyo@violin.ocn.ne.jp |
| 監 事 | 松隈孝則 | kumahige@chive.ocn.ne.jp |
| 名取一幸 | natori-nk@mms.bbiq.jp |
| 特命委員 | 松行眞門 | makado@dream.ocn.ne.jp |
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| 松尾武俊 |
平田弘美 | 西 奈々 |
編集(広報担当理事) 廣瀬真惠
(事務局担当) 西 奈々