認定審査会に参加して
佐々木一彦 2001/03/16 (金) 09:01 [No.13] 返信(引用して返信)
私は1年半小郡市の認定審査会に委員として参加してきました。審査会に出席して、
二次判定の結果はこれで良いのか、いつも不安でいっぱいでした。
主治医意見書と85項目の面接調査からのコンピュータ審査であるため、実際の結果が適正かどうかを
確認することも出来ない事等々。
1次調査の問題点、コンピュータ処理による問題点そして適正、公正な二次判定を行うためにはどうすれば良いか、
今後とも考えさせられる点は多いと思う。
認定審査委員の方々は公平、公正、かつ適切な審査判定を実施するため必要な知識、技能を修得し、
そして夜間の審査会に出席されることは大変ご苦労は多いと思う。
今後は合議体の長の方々と随時集まり、意見の交換、出来れば他の保険者の審査会の情報なども
取り入れながら活発な介護認定審査会へと方向付けをして行かねばならないと思います。
| 佐々木会長に書き込みをしていただいて最高です!! このことは小郡三井医医師会の新しい一歩になると思います。 大変お忙しいので無理は言えませんが、またご発言をお願いします。 それよりもなによりも佐々木先生がこの会議室に目を通してあることが、会員にとって力になると 思います。 うれしかったです。 以上。辛口発言の丸山でした。 |
| 初めて会議室に参加させていただきます。 常々感じていることを幾つか述べたいと思います。 @一次ソフトを早く改善して欲しい。現行のままでは痴呆が介護度に全く反映されていない。 元気な痴呆老人は一時も目が放せず、介護がどれだけ大変か。直接介助する事ばかりにウエートが高く 設定されているように思えてなりません。何もしないでもずーッと見守っているのも大変なことです。 「クローズアップ現代」(飯塚方式)の放送を楽しみにしてましたが、政局不安定のため2回も 変更になりましたね。早く見たいです。 A一次調査員の不備も確かにありますが、最近はかなり良くなっています。寧ろ主治医意見書の不備が 多いのが目に付きます。特記事項に全く白紙のものが少なからず見受けられます。 私は最低でも一次調査と同等か、それ以上の内容でないと主治医意見書の意味が無いと思っています。 だから2回目であろうと3回目であろうと、その都度意見書のための診察をじっくり行っています。 とても大変で手間も時間もかかります。 Bそのようにして要支援や要介護の認定を受けながら、それを全く利用していない人が少なからずいます。 そして更新が来たので又書いてくれと持ってこられると、「冗談じゃないよ、これが決定されるまで 一次調査、主治医意見書、認定審査会と大変な手間と労力、時間、お金がかかっているんですよ。」と 言いたくなります。無論言いませんが・・・。 C私は特養の嘱託医をしていますので、一度に何枚も持ってこられ、本当にうんざりします。 書式も広域、広域外、県外と様々で、中には狭くてとても書きづらいのも沢山あります。なんとか 書き易いものに統一できないものでしょうか。そんな訳でできるだけ書きたくないと思うのが正直な 気持ちです。先日の審査会で司会の先生が有効期間をすべて「おまかせ」で6ヶ月間となりそうになったので 、「要介護4以上で状態の改善が望めないものは1年間としていいんですよ。」主張して他の委員と多数決を とって結局2例を1年間に変えました。と言うのも自分では当然1年間と思っていた人が、半年で来るのが 少なからず有ったからです。自分が司会のときはその点をきちんと決めていたので、どうして半年になるのか が疑問でしたが、違う合議体だった先生と組んでそのわけが判りました。 |
| 先生の意見のような現場の声を集めて、保険者に届けることが一番大事だと思います。 どうも、皆さん忙しいからでしょう、審査会に対していろいろ思っているはずなのに意見としては出てきません。 もちろん介護保険はすでに走り出しているのですから、建設的な意見を集めなくてはと思います。 担当の柳先生、蒲池先生などががんばっているのですから、われわれはそうするのが応援になると思います。 |
| 先生のようなご意見をどしどし出して頂きたいと思います。いろんな問題点を、逐次保険者や各担当者に フィードバックしていくことの積み重ねが、事態を改善していく何よりの力になると思っております。 @1次判定ソフトの不備の問題については私も機会がある度に関係機関に何度も改善の要請を致しております。 全く先生が言われるとおりです。昨年秋に大野城市で厚生省の1次判定ソフトを作成した責任者が来て 話をしたことがあります。その人が言うには、このソフトは大変苦労して作り上げたものでとても良くできた ソフトで何が問題なのかと、逆に開き直っていたのを大変腹立たしく聞いた覚えがあります。所詮役人は 世間の声が耳に入らずその程度の意識しかないのかと思った次第です。しかし全国からの不満が集まっている ためか、比較的早期に(いつとは言えませんが)1次判定ソフトの改定がなされるであろうという情報も あります。それまでの間、我々は認定審査委員としてどのようなスタンスで痴呆の方の審査を行っていくかは 各人で異論のある所と思います。あくまで1次判定に重きを置き余程のことが無い限りは変更しないという立場も ありましょうし、逆に痴呆患者の場合は最初から1次判定は低く評価されていることを念頭に置き 痴呆自立度や換算表などから積極的に再評価するという立場の方もあると思います。(ちなみに私は後者です。) 合議体間で意識の統一がなされない限り、この差は大きく認定結果の差に繋がってくると思われます。 広域連合にも意識の統一は困難かと尋ねたことがありますが、その後明確な返答はありません。昨年 筑後ブロックの全理事者会でもこの事を県の隈本次長と県医師会の担当理事に質問しましたが、こちらも 明確な回答は得られませんでした。しかし1次判定ソフトの改定については厚生省に急がせるという約束を して頂きました。現段階では委員の裁量の範囲で行うしかないのかもしれません。結局は1次判定ソフトの 改定が待たれるところです。 A主治医意見書の不備については、その主治医意見書を書いた医師へフィードバックさせるシステムを 是非検討したいと思っています。 (続きあり) |
| B以前に比べると、ただなんとなく介護保険の認定を受けておこうという人は少なくなったと思いますが まだおられることは確かです。私自身はそのような場合には、本人あるいは家族に「今直ぐに介護サービスを 受けないのなら、様子を見ておいて受けるときになって申請しても間に合いますよ。利用するときに、 今と状況が変わっていると又申請をし直さないといけないかもしれません。それでも申請しますか。」と 尋ねます。(もちろん決して強制的な制止はしませんが。)殆どの場合はこのように話すと 「それでは様子を見ます。」ということになります。そのとき行政の担当者にもその旨告げておき了解して もらっております。住民の方の中に、認定を受けておくことが何か得をするような錯覚があるのかもしれません。 Cこの問題は福祉施設に関わりの無い方には理解し難いことと思われますので少し説明させて頂きますと、 特養のような福祉施設の場合、利用者の住所が施設でなく出身地であることが多いためこのようなことが 起こります。ちなみに何故利用者の住所が施設でなく出身地なのかというと、介護保険制度が始まる前は 特養などの福祉施設の措置費の一部は利用者が籍を置く市町村から支払われる制度でありました。そのため、 施設を利用者の住所にすると施設のある市町村の財政を大きく圧迫するということで慣例的にこのようなことに なっております。実際はそこに住んでいるにも係らずそこの住民ではないということです。その結果認定審査の ような公的手続きにおいては、住民票のある市町村毎の申請を行うことになり、友清先生のようなご苦労が 発生するわけです。市町村などの保険者間のいろんな手続きを統一させるには県単位、あるいは国単位で 統一を図るしかありませんが、地域性を生かした保険者毎の独自性もこの制度では尊重されていますので 統一化もすんなりとは行かないかもしれません。しかし保険者毎の境界地では同じようなことが起きている でしょうから今後改善していく必要はあると思います。時間がかかりそうですが・・・ |