インフルエンザの接種料金蒲池医院の場合
蒲池壽 2003/08/26 (火) 16:48 [No.316] 返信(引用して返信)
先日理事会がありほかの先生方に今年はいくらでインフルエンザは
しますかと聞きましたところ、SARSのこともあり、接種をしていた
だくために料金を前年より下げようとゆう先生が多数でした。よって
私は3000円+消費税にて実施しようと思っています。
| 医療機関・福祉施設の職員においては ほとんどがインフルエンザワクチン接種を予定されているものと思います。 一方、必要性が言われているのなかなか実施してくれない職種がいらっしゃいます。公務員の人たちです。 今の時期では予算がつくこともありませんので、 市あるいは町からインフルエンザワクチン代が補助されることもなく ほとんどの人たちが接種をうけずに終わってしまいそうです。 万が一インフルエンザ・SARS同時に流行した場合行政が麻痺しそうで非常に心配です。 医師会としてこれらの職種に対し積極的勧奨とワクチン代の更なる値引きにて インフルエンザワクチン接種を推進してはいかがでしょうか。 公務員としては県職員・市役所・町役場職員、警察署・消防・学校等が挙がります。 また、公共交通機関である西鉄職員もできればと思っていますが、いかがでしょうか。 少し検討いただければ幸いです。 追記)当院では事務煩雑なため消費税は個人からはほとんどいただいていません。 インフルエンザワクチンも同様と思っております。 |
| 公務員に給料を払ったうえに、さらに値引きまでしてやるのですか??? |
| 話がお金の問題に絞られるのは本位ではありません。 アメリカの予防接種諮問委員会によれば接種すべき対象者のなかに B.その他 一般人 接種希望者,地域にとって必須な活動に従事する者,学生,共同生活をしている者(寮など) としてあります。地方公共サービスをになう公務員あるいは公共交通機関を扱う西鉄などは 地域にとって必須な活動に従事する者に該当すると思われます。 これらの方は本人が希望しなくとも接種したほうがいい人たちです。 ところが、これらの人たちのインフルエンザ予防接種への関心は他の一般の人よりさらに低い ように思えます。医療知識のある救急隊の方々ですら同様でした。 現在インフルエンザ・SARS同時流行時のパニックをできるだけ避けるため予防可能なインフルエンザの 発症をできるだけ抑えるため一般のかたにワクチンの接種が勧められていますが、 公務員等へのインフルエンザワクチン接種が不十分でこれらの方にSARS流行時インフルエンザが 流行すると公共サービスは停止状態に追い込まれるのでは危惧しております。 自治体はこれらに対する危機感がないように思え、これらの啓蒙の中で医師会のアピールとして値引き等の アクションも検討すべきと思っております。 なお、インフルエンザワクチン代を2000円としても原価を割っておらず医師会の存在を示せるなら 安いもののような気がしますが、いかがでしょうか。 追記)もし行っても本年限りのサービスと思いますが。 |
| 「公務員へ接種の必要性を理解させる」のは首長の仕事なのではないでしょうか。 「医師会をアピールする」「流行時のパニックを防ぐ」ことが目的であれば、 飲食店の従業員や観客整理の警備員等にも、即ち一般市民全員に無料で接種する方が良いと思います。 公務員を含めて市民は、「医師会は、自分達の儲けを減らすようなことは決してしない」 とマスコミに刷り込まれています。例え少額であっても、手出しが必要であれば、 「割り引きしても結局は医者が儲かるんだろう」と思うことでしょう。 先般の「3割負担反対運動」における市民の反応の悪さはご存じの通りです。 或いは製薬会社に無償のワクチンの提供を働きかける、というのはいかがでしょう? 協力を要請したけれども受け入れてもらえなかった、という意見広告だけでも、 医師会をアピールできると思います。 |
| 「公務員へ接種の必要性を理解させる」のは首長の仕事なのではないでしょうか。 必要であれば医療の専門家である医師の仕事でもあると思います。 飲食店の従業員や観客整理の警備員等にも、即ち一般市民全員に無料で接種する方が良いと思います。 或いは製薬会社に無償のワクチンの提供を働きかける 時間もありません、お金ももちろんありません。その中でこの小医師会でも実現可能なものといううことで 提案しています。先生が音頭をとって実現可能ならおやりになられたらいかがでしょうか。 インフルエンザワクチンは日本で使えるのは2000万本にも満たないですが。 地域にとって必須な活動に従事する者へのインフルエンザワクチン: 例えばSARS流行時に消防署がインフルエンザが流行したとすれば多分それだけで消防署の機能が 失われ地域の消防・救急に重大な問題が発生する危険性を提起したものです。 |
| SARSのことばかりにとらわれすぎていて、子どもの事が置き去りにされていませんか?子どもがインフルエ ンザにて、脳症などで毎年何人もの方がなくなっています。こんな現状がありながら、大人のほうばかりに 目が向けられることに少し不快感を感じます。子どものとくに乳幼児の予防接種をするためには、最低2名 以上の看護婦の介助が必要ですし、副反応なども非常に気を使っています。内科の方で、安くする案が出て いるようですが、むしろ、子どもに対しての補助のほうが先ではないでしょうか。 |
| 私は内科医であって小児科専門医ではありません。 子供に関する問題提起は私にはできませんので木下先生よろしくお願い致します。 また、当方は補助をいただこうと思って問題を提起しているわけではありません。 公務員との意識を変えていただくために身銭を削って訴えてはいかがでしょうかと提案をしたものです。 ただ木下先生のおっしゃるようにインフルエンザ対策は子供については手薄のようですね。 厚生労働省インフルエンザ対策キャンペーンホームページのデータおよび、 感染症情報センターのQ&AのQ.13:インフルエンザの予防接種は効果がありますか?の項 には小児の記載がありません。 Q.16:特に予防接種を受けた方がよいのはどのような人でしょうか?に 幼児や基礎疾患を有する方(・・・・・)は、 インフルエンザの重症化を防ぐためにワクチンによる予防が望ましいと考えられます。 との記載があるのみでした。 これらを元に議論している私が小児についてお触れできないのは理解いただけると思います。 よろしければ木下先生に小児におけるインフルエンザワクチンの有用性をお教えいただけたら幸いです。 |
| 小児であろうが大人であろうが、予防接種の効果は同じです。ようするに、完全に発症を予防することはで きませんが、症状を軽くしたり、合併症による入院や死亡に対する予防効果があるということが言われてい るだけです。1999年の1月1日からの3ヶ月間で、厚生省の研究班が集計した「インフルエンザの経過 中に、脳炎、脳症になった例」は全国で217例で5歳以下が179例(82.5%)を占めており、この うち一人としてワクチンを受けたものはおらず、50人が死亡しています。この点からも、ぜひ乳幼児にワ クチンが必要だと小児科医は考えております。老人には補助が出て、乳幼児にはそれがないのは、必要じゃ ないということではないと思います。内科の先生に比べ、小児科医の政治的な発言力が弱いのでしょうか。 昔は希望者には無料の時代があったのに、どうしてしまったのでしょうね、日本は。 |
| インフルエンザワクチンの脳炎、脳症の予防効果ですが、今のところ前述したデーターのようなものしかな く、はっきりとした、老人のように明らかに死亡率を低くするというような研究成果が出ていない状態のよ うです。効果がありそうだが、みんなを納得させるような研究成果がまだないということです。いま、研究 班が立ち上がっており、そのうち見解を出すのではないでしょうか。このような状態なので、老人のような 補助がおりないのだろうと思います。 アメリカでは50歳以上を推奨していますが、アメリカには乳幼児のインフルエンザ脳症の報告が無い点も 日本の研究が遅れている理由であり、老人しか配慮が行きにくいのではないかと思われます。 しかし、小児科医は、脳炎、脳症を少しでも減らせるのではないかと考え、乳幼児はインフルエンザワクチ ンをすべきであると考えております。 |
| 蒲池先生のご提案は、あくまでSARSとインフルエンザの流行が 重なったら大変なことになるので、せめてインフルエンザの流行 は抑えよう。その為には少しでも接種料を安くして、出来るだけ 多くの人にワクチンを受けてもらおうと言うのが主旨です。 65才以上の人は一昨年から1000円で出来ますが、問題は65才未 満の人達です。公務員であろうが小児であろうが同じです。 ただ田中先生の主旨は、公共性のある人達(多くの人に接触する 機会がある職種)が感染すると拡大する危険性が高いので、特に接 種を受ける必要性があると言うことだと思います。私も同感です。 基本的には医師会で接種料金を公的に一律にしてしまうのは、 独禁法に抵触するのではないかと思いますが、同じ医師会内で余 り差があるのも又問題ではないかと思います。「大体これ位でう ちはやってますよ。おたくはいかがですか?」といった暗黙の了 解額を3000円+消費税(150円)でどうでしょうかといったご提案 です。無論これ以上でもいかでもかまいません。自由です。 |
| もちろんそうだと思います。私としては、公務員も大切かもしれませんが、すべての人に対して、インフル エンザは、必要かと思います。私が、乳幼児のインフルエンザのことに触れたのは、現実的にインフルエン ザでなくなっている方があり、予防接種によりそれが防げるということをしっていただきたいと思ったから です。老人同様将来、補助がおりることを期待しての発言です。SARSの問題に水を差すようなことをいって もうしわけありませんでした。先生がおっしゃるように、今、補助が無い年齢においては自分で料金を決め てすればよいと思います。あくまで、蒲池先生の提案は、基準だということと考えています。 |
| 先生方のご意見はみなごもっともであります。 1料金はあくまで私のところでやる料金であります。あまり安く接種するとすぐには 料金を変更するのに大変であります。あくまで接種料金は自由であります。 2先日健康課に全員に補助をと提案しましたが予算等の面でできないとのことでした。 3一般の多くのかたにインフルエンザの予防接種を受けていただくようにSARS委員長 の田中先生に広報、配布チラシ分の文面を考えていただき市町村に提出しております。 私達でやれることはやりましょう。 |
| 独禁法に抵触しますので、蒲池先生がどのような気持ちで、会員に 何を求めているのかを、皆さん深読みしてあげてください。 蒲池先生、子供さんも、大人もどちらも大切に思っていますよ。 |
| 小児科は他の感染児と接触せぬよう接種時間帯を別に設け、 児を固定する看護婦が余計要ります。 大人よりコストはかかります。 当院(小児科)は1回3500円です。 従来4000円でしたが、周辺の動向に影響されて下げました。 より下がる状況となれば当院はインフルエンザからは撤退せざるを得ません。 ボランティアで接種されることは大変結構なことだと思います。 しかし、予防接種は一人でできることではありません。 蒲池先生の発言にはそういう意味があるのではないかと思います。 |