チャドクガでしょうか。
田中 泰之 2003/09/04 (木) 09:27 [No.340]
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8月31日休日急患センター当直時に全身性の掻痒感を伴った点状紅斑の患者が2名いらっしゃいました。
庭木の剪定中後に出現したとのことで何らかの虫によるものと考えましたが、なんら露出していない
腹部・胸部にも出現しており不思議に思っておりました。
本日のY!ニュースでチャドクガの大発生が載っており上記の2名の症状ぴったり一致するようです。
小郡・三井地区でも発生しているのでしょうか。
また、患者受診時の対応についてお教えいただけたら幸いです。
特に永田先生よろしくお願い致します。
<チャドクガ>大発生し、かゆみ、発しんの大量被害
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030904-00000168-mai-soci
| http://www.ogorimii-med.net/member/manyuaru/arerugy.htm 次回のレポートで特集でやります |
| 新臨床内科学によれば c.毒蛾皮膚炎 dermatitis caused by the sting of an oriental tussock moth 【概念】雌の毒蛾には幼虫(毛虫)時代の毒針毛の遺残を尾部に有する.これが皮膚に刺入され皮膚炎を生 ずる.ドクガ,チャドクガ,モンシロドクガによるものが多く,成虫,幼虫,卵塊(雌の毒針毛が産卵時 に付着する)が原因となる.モンシロドクガによる皮膚炎は養蚕地における幼虫によるもの以外はまれと されていたが,最近は他のドクガ同様,市街地でもみられるようになった.4月〜10月に多い(6〜8月の 夏期がほとんど). 【病態生理】毒液成分としてプロテアーゼ,エステラーゼ,キニノゲナーゼ,ホスホリパーゼA2などの 酵素とヒスタミンが同定されている. 【臨床所見】毒針毛刺入部に疼痛とそう痒を伴う点状紅斑が出現し,約30分前後で紅暈を伴う膨疹を形成 する.1〜2日後には粟粒大の小水疱から米粒大,大豆大の水疱を伴う浮腫性紅斑ないし漿液性丘疹へと 移行し,次第に治癒する. 【診断・治療】皮疹部にセロハンテープを張って得られた角化層に,流動パラフィンを滴下して顕微鏡 観察することにより毒針毛が観察される.水疱を形成した場合には水疱蓋,水疱内容を10%KOH処理にて 鏡検することにより毒針毛が証明される場合がある.治療には接着テープを用いた毒針毛の除去を行い, ステロイドの外用とセファランチン,グリチルリチン製剤,抗ヒスタミン薬を投与する. 幼虫の画像は下記、ツバキやサザンカについた毛虫には注意しましょう。 http://www.afftis.or.jp/konchu/kemushi/chadokuga.html |
| 本日造園業の方の健診がありお尋ねしたところ筑後地区でも発生しており とくにサザンカの剪定時には注意しているとのことでした。 幼虫ばかりでなく脱皮殻やサナギや成虫や、卵まで人を刺すとのことです。 皆さん注意しましょう。 自己完結ですいませんでした。 |
| 田中先生、情報提供有難うございます。 今年は特に刺虫症などの患者さんが多いようです。 蜂、ムカデ、不明なものなど、田舎のせいか結構そのような方が来られます。 その中にチャドクガの患者さんも含まれているかもしれません。 勉強になります。 |
| 確かに今年は毛虫(チャドクガ)や蜂による被害が多いですね。 不幸にも一人で8月だけで3回も蜂に刺された方がいらっしゃ いました。 |