10days Report の会長挨拶に同意
松隈 孝則 2003/02/22 (土) 07:46 [No.86] 返信(引用して返信)
みなさん、新しい10days Report の会長挨拶を
ごらんになりましたか?今回の3割負担凍結・・・
の日医の対応にははなはだ疑問を感じていました。
丸山会長が、まさに的を得た発言をなさっています。
ぜひ、ご一読ください。私は、まったく同感です。
| 私なりの両極端の2つのシナリオを併記したいと思います。 1)希望的観測:民主・共産・社民各党の反対に橋本龍太郎ら厚生族の抵抗勢力が同調し、 結局3割負担への引き上げ時期の無期限延期が決定した。問題先送りで火種は残した形だが 一応医師会全面勝利。 2)現実的観測:・・・・・・・・・・・・・・ 言葉に言い表せないので参考までに2月21日(金)に毎日新聞に掲載された「経済観測」 というコラムの全文を掲載させていただきます。 |
| 今から30年以上も前、サッチャー元英国首相が一介の教育大臣に過ぎなかった時、 大論争を巻き起こす決定をした。 それは「フリーミルク」を廃止する事だった。 「フリーミルク」とは文字通り、無料で牛乳を小学生に飲ませる制度であった。 これは19世紀から続く古い制度であって、おそらくかっての「貧窮法」と関連があり 貧乏な労働者の子弟に無料で牛乳を与え、健康な子供に育てようとするものだった。 そこには人道的な配慮とともに、健全な労働者を再生産する意味もあったと思われる。 だが、いずれにせよ、20世紀後半の英国にそんな必要がまったくなかったことはいうまでもない。 だからサッチャーは「フリーミルク」の廃止を提案したのだが、与野党も巻き込む大論争が おこってしまったのである。 興味深い事に、無料のミルクを支給してもらっていた子供やその親たちは廃止に反対せず、 もっとも強く反対したのは、誰あろう、酪農団体と教職員組合だった。 (続く) |
| つまり、「フリーミルク」は酪農家(および労働党の一部)の利権と惰性に支えられていただけで、 もはや完全な無駄になっていたのである。 結局サッチャーの主張が通って「フリーミルク」は廃止され、サッチャーはこれを基礎に首相にまで 上り詰めることになる。 日本では今医療費の3割自己負担をめぐって大論争が巻き起こっている。 反対論を繰り広げているのは、医療を受け、自己負担をするサラリーマンではなく、 医者や看護婦の団体(および与野党の一部)である。 「フリーミルク」の教訓を踏まえると、このような人たちの反対論には懐疑的に対応した方が 良いと思われる。 |
| 10Days Report No24の会長の巻頭言にあった、 「サラリーマンの20人のうち1人しかビラを受け取ってくれない。」 「冷たい視線を投げかける。」 といったコメントはこのような意見が背景にあるのではないでしょうか。 |
| 「ふむふむ」 です。 |