福岡県サーベイランスンのインフルエンザ状況
木下昇平 2004/02/04 (水) 16:13
[No.553] 返信(引用して返信)
福岡県結核・感染症発生動向調査解析委員会週間コメント
(第5週:H16.1.26〜H16.2.1)H16-第5号
▽インフルエンザは急速に増加し、キット陽性はほとんどA型、分離もAH3型
が多いが、福岡市からB型が初めて分離された。
※インフルエンザ:5週前から43→67→186→548→2384→4881と増加。北九州
804(前週411)、福岡2630(1232)、筑豊529(292)、筑後418(449)。20歳以上19%。
とインフルエンザは倍増していっています。サーベイランスをご利用でない方
もおられるかもしれないので、一応ご報告しておきます。
| いつも迅速な情報提供をありがとうございます。 ところで、先生がご提示されていた福岡県感染症サーベイランスのインフルエンザ 状況ですが、筑後地区での発生が前週をやや下回ったのは意外でした。 今週に入り、中高生とその家族を中心に受診者数が増えているように感じておりました。 また、数名の方がインフルエンザウイルスと細菌の混合感染を起こして来院されています。 今まで査定されたことはありませんが、やはりコメントはつけるべきでしょうか? それと抗がん剤服用中で白血球数が2000程度の方が、家族(中学生)よりインフルエンザ ウイルスをうつされて受診されました。現在のところインフルエンザウイルス感染のみで 細菌感染を併発している様子はありませんが、抗生剤の予防投与をすべきか悩んでいます。 白血球数が2000で安定しているのなら大丈夫と思うのですが、3000〜4000で推移していたのが 2000に減少したとなると心配になります。悪性疾患の担当医からは地元の医者で治療するように 指示されたそうです。 血液検査を頻回に行い対処すべきなのでしょうか? 御意見のある先生がおられればご教示ください。 |
| サーベイランスの定点は全部で198定点あり、そのうちの9割ちかくが小児科です。筑後地区でのインフ ルエンザの動向に関しては、少なくとも私の場合先々週が61人、先週が109人と増加をしておりました。 また、内科の状況とは必ずしも一致しないかもしれませんので、先生方が行われておられます、内科医会の 情報は、大変、地域性があり貴重な資料かと思います。定点の医院よりも、定点ではない医院の方が患者数 が多い場合もあり、今回の情報提供はあくまで全体の流れとおくりとみください。 また、抗生剤を処方する場合は、病名をインフルエンザ+上気道炎、気管支炎など、その抗生剤がとおる病 名の併記が必ず必要かと思います。白血球減少に関しては、正常人でもインフルエンザの後半は白血球減少 を起こします。白血病の方の場合は、よく分かりませんが、全身状態がよければ開業医でも診察可能かと思 いますが、白血病を診ておられる先生と相談しながら経過を見てゆくこともできると思います。 |
| 木下先生ご教示ありがとうございました。 定点配分の関係から、当医師会内と流行パターンが若干違うと理解して利用させて いただきます。 また、抗がん剤投与中の方については、血液検査結果を含めて担当先生にご連絡する ことに致しました。 どうもありがとうございました。 |
| 遅くの返信で申し訳ありません。 投稿内容だけでは抗生剤投与がいいのか投与なしがいいのか判断がつきません。 患者状況・家族・抗がん剤の投与状況で微妙に異なってくるように思えます。 ただ、以前でしたら抗生剤を必ず投与したと思いますが、 一昨年以来の経験からインフルエンザだけででしたらタミフル内服で3日以内に解熱しますので 抗生剤投与せず3日間だけ経過観察し発熱が続く場合、膿性痰が出るようになった場合等に抗生剤を出す との選択も可能となったと思います。 |
| 田中先生ありがとうございます。 幸いなことに、この患者さんは連日来院したいと申し出ておられますので、 経過を見ていきたいと存じます。 ちなみに2月3日の白血球数2440(好中球50.5%)、2月4日の白血球数1700(好中球58%) でした。2月3日の検査は悪性疾患担当医によるものです。 とりあえず、検査結果とインフルエンザウイルス罹患については担当医に病診連携室を通して 連絡しております。 現在のところは、悪性疾患担当医より「かかりつけ医で治療してもらうように」と患者さんが 指示されておりますので、連絡を取りながら治療にあたりたいと思います。 どうもありがとうございました。 |