小児科の先生へ職員の麻疹・風しん対策
田中 泰之 2004/06/24 (木) 09:26 [No.735]
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新潟大学医歯学総合病院で麻疹にかかった医師が診療を続け患者への感染はないものの
同じ病棟に勤務する看護師や同病院に出入りする医療機器業者に感染したとの報道があっております。
入院患者は一部退院・麻疹抗体陰性の看護師へはワクチン接種を行い、いずれも二十日間程度の勤務停止
となかなか大変だったようです。
麻疹の院内感染がおこった後を考えると職員に麻疹抗体の測定・陰性ならワクチン接種をと思って
しまいます。
麻疹患者に接触する頻度が高い小児科医療機関ではいかがされていますでしょうか。
風しんに対する対応とあわせお教えいただけたら幸いです。
はしか発症の医師が診療 新大病院
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news002.htm
| 私のところのような小さな診療所では、まず、採用の際に、既往歴、注射歴、産婦人科などでの抗体検査な どの結果を聞き、風疹、麻疹、水痘、おたふくかぜに関しては、既往歴や抗体状況が分からない場合は、抗 体検査をして、抗体がない方には、これらの予防接種をしていただいております。 |
| 風しん・麻疹に加え水痘・流行性耳下腺炎もですか、また、母子手帳もチェックされるとは 勉強になります。 当院では現在本年度の健康診断中ですので先生のやり方を参考にしながらと思いましたが、 なにぶん母子手帳はどこにいったかわからないようなやや年齢の高い職員ばかりですから より危険な麻疹のみ全員の抗体価チェックし結婚を控えた派遣社員には風しんを追加さらに 母子手帳をチェック予定としました。 木下先生、返信ありがとうございました。 |
| 誤解をまねいたかもしれませんが、ご自身の母子手帳を持っている方はほとんどおられませんので、あくま で、記憶が手がかりです。不確かな場合は採血をして抗体検査をします。母子手帳のチェックはご本人ので はなく妊婦さんのときのデータ(風疹抗体など)があるので、あればそれ(お子さんの母子手帳)をみてる ということです。ご本人の母子手帳のチェックは、なかなかできません。 |
| なるほど、母子手帳とは妊婦さんのときのですね。 また、勉強になりました。ありがとうございます。 |
| 患者と直接接する7名に麻疹抗体を測定しました。 2名CFで陰性の職員が存在しHIで再検したところ1名のみ陰性となりました。 この職員は50代の女性で看護師でかなりの麻疹患者には接しているとのことで 本人および私も陰性には半信半疑でワクチン接種にはいたっておりません。 やはり麻疹ワクチン勧めるべきでしょうか。 |
| 本からの知識です。HI抗体陰性例は、EIAや中和抗体(NT)で再検するのが望ましいようです。私の ところは、ムンプスなどの抗体もNTで検査するようにしています。NTでも陰性なら、予防接種をしてい た方が良いかもしれませんね。念のため。 |
| 情報ありがとうございました。 先生の指摘で再度インターネットで調べたところ 下記の日医雑誌のページに「医療従事者のためのワクチン接種」でまとめが載っていました。 そのなかで先生のご指摘の通り 麻疹抗体について NT(中和)が望ましいが、手間や日数がかかる。HI(血球凝集抑制)は若年者には 感度が悪い場合があるがスクリーニングとしては良い と記載されています。 医療従事者のためのワクチン接種 http://www.med.or.jp/anzen/index/innai/vaccine.pdf 麻疹にてついては下記のような文献もありました。 麻疹の院内感染とその後の抗体検査と対策 感染症学会雑誌 http://www.kansensho.or.jp/journal/full/200106/075060480j.pdf |