<37度のインフルエンザ患者
田中 泰之 2005/03/05 (土) 10:39 [No.929]
返信(引用して返信)
小児系医療施設勤務者で昨日昼よりの悪寒・関節痛・全身倦怠感にて当院に来院されました。
発熱無く、インフルエンザ接触歴無しですが、職業上の必要性からインフルエンザ迅速抗原
を施行したところインフルエンザB陽性でした。
37度台の発熱での陽性患者は経験ありますが、まったく発熱の無い患者は初めてでした。
老人施設等でも勤務者が悪寒・関節痛等が出現した場合発熱が無くても積極的にインフルエンザ
抗原検査を実施する必要があるようです。
| 小児科系では、兄弟で片方が発熱し、もう一人は咳鼻水だけでも検査すると両方インフルエンザであること を、よく経験します。大人の場合、寒気という自覚症状があるぶん発見しやすいのではないでしょうか。こ の流行期には、先生がおっしゃるように、老人関係の病院などでは早期発見の必要性があるでしょうね。 |
| 田中先生、木下先生、いつも有用な情報をありがとうございます。 例年に比べてB型の症例が多く、厚生労働省のインフルエンザウイルス感染症の臨床診断基準に 合致しない患者さんが多くて、診断に難渋しております。 先日より両先生のご報告を閲覧して、37度以下の上気道炎患者でもインフルエンザウイルス 感染を念頭において治療しております。 本日立て続けに2例の患者さんが来院されました。2例とも発熱がなく、上気道炎症状も ありませんでした。それぞれ36.7度、36.8度しかありませんでしたが、悪寒や関節痛があり、 迅速判定キットでB型陽性でした。 当地区の特徴でしょうか?また、職業は会社員でした。 とりあえず報告申し上げます。 |
| 本日前日からの咽頭痛・全身倦怠感をCCとして30歳男性患者が受診されました。 特別養護老人ホームの職員でしたので念のためインフルエンザ抗原検査を実施したところB陽性でした。 思った以上に症状の軽いインフルエンザ患者が存在するようです。 これは以前投稿したように老人福祉施設・小児福祉施設等には大きな問題です。 福岡県内科医会でのインフルエンザアンケートを症状の軽い非定型のインフルエンザ患者に絞った研究 検討いただけたらと考えます。 |
| 田中先生、いつも貴重なご意見を頂きありがとうございます。 以前、当会議室で柳先生が発言されておりましたが、今年はB型インフルエンザの罹患者が多く、 厚生労働省が提示しているインフルエンザの臨床診断基準に当てはまらない患者さんが多いようです。 福岡県内科医会のインフルエンザアンケート調査担当者内でも、田中先生と同じようにエントリーの 基準変更が必要と考えている先生もいらっしゃいます。 とりあえず、今シーズンは従前どおりのエントリー基準で症例を登録し、次年度以降に基準を見直そう ということになっているようです。 小生が当内科医会の調査担当となっておりますが、38度以上の発熱患者が少なく、症例登録できないので 申し訳なく思っていました。 しかし、田中先生ご指摘のように、平熱しか出ないインフルエンザ患者に対する検討は非常に興味のあるところです。 どうもありがとうございました。 |