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限りなく暗黒に近いグレー
橋本 雅晶 2008/05/21 (水) 20:55 [No.1407] 返信(引用して返信)
『限りなく透明に近いブルー』は、村上龍の小説。1976年、「群像」六月号に掲載、
同年に講談社から刊行された。装丁を龍自身が手がけている。2005年現在の発行
部数は単行本131万部、単行本・文庫本の合計で350万部以上。
アメリカ軍基地を持つ福生を舞台に、若者たちのセックスや麻薬、黒人との交流など
に明け暮れ、リュウ(主人公)が次第にドラッグによって体が蝕まれ、最終的には狂って
しまう、という小説。詩的な表現や過去に前例の無い文章表現などを多用し、当時
の文芸界には衝撃的であった。よく石原慎太郎の『太陽の季節』と対比され、日本の
純文学の始点となった作品である。
著者の村上龍が20歳のころの福生市での体験を基にしており、当初の題名は、「クリ
トリスにバターを」でだった。(露骨な性表現のため、のちに改題)
さて、折口雅博会長率いるグッドウィルグループのコムスン騒動でブラックボックスに覆
われたこの介護業界が如何に胡散臭いかが白日の下に露呈されました。
過去の経歴・私生活を含め、やること言うこと全てがド派手で、敵も多く、自社の派遣
社員を捨て駒感覚で酷使した結果、運が尽き、自ら掘った墓穴にハマッた折口グループ
ですが、これがこの業界の氷山の一角であることは間違いありません。
グッドウィルが介護事業から撤退するだけで、コムスン傘下の要介護者が介護難民に
なる恐れが生じ社会問題化しました。厚生労働省は第2第3のコムスンが次々と発覚
して業界が大混乱して介護保険事業そのものが破綻し、厚労省の責任が追求される
事を恐れたのではないでしょうか。旧聞に帰しますが、今から約10年前、老健施設との
贈収賄事件で時の厚生省事務次官岡光と、衆議院議員候補で落選した茶谷が逮
捕される事件がありました。個人ぐるみ、会社ぐるみ、業界ぐるみ、国家ぐるみで国民
生活や国益を省みることなく、私利私欲で蓄財に走る輩を見ると、わが国の将来が
危惧されてなりません。
私は介護保険の素人でこの業界の実態が全く掴めていませんでした。
本日の毎日新聞のコラム「経済観測」にこの問題の本質がずばりと言い当てられていま
したので是非ご一読ください。
| ドイツはビスマルク時代から元祖年金国である。 この国は江戸末期すでに平均寿命が68歳だったが当時給付は65歳からとした。 制度が今日まで長持ちしているのは当然だろう。 バブル時代にドイツをモデルに設計されたのが介護保険である。 無論心配する人も多く居たが「介護保険ができれば医療費は減る」と厚生官僚 たちは弁明した。 だが実施から9年目の今計算違いがますます明らかになった。 介護保険は持続可能性のベクトルから見ると無惨な結果といっていい。 当初2911円の介護保険料は物価上昇ゼロでもいまや平均4090円になった。 これに6000円の後期高齢者の保険料が加わって天引きされる老人からは悲鳴が上がる。 それに両方とも値上げは120%確実だから保険料だけで共倒れだ。 |
| 介護保険を設計した役人の第1の誤りは制度の導入で人間は理屈ではなく実際にどう 行動するかについて学ばなかったことだ。 たとえば長寿で有名なある県は人情が厚い。 伝統的に家族と地域で老人や子供を支えてきた。 だがこの保険ができて暖かい人情支援からお年よりは 一気に国の保険の経済メカニズムに委ねられたのだ。 この県の保険料はすぐ全国自治体でトップクラスとなった。 第2のエラーは元来ドイツの制度が軽度の要介護者は対象外だったのに(いまも) より広い制度を目指したことだ。 その結果日本の認定者数は軽度が重度をはるかに上回って費用額を押し上げている。 心理学者のカーネマン教授は「こう行動するはずだ」という経済理論を批判して 「実際はこう行動している」として02年のノーベル経済学賞を受賞した。 理屈と既存の経済学で設計された介護保険は直ちに見直すべきだろう。 |