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新型インフルエンザ診療におけるパルスオキシメーターの必要性
田中泰之 2009/09/12 (土) 22:28 [No.1662] 返信(引用して返信)
新型インフルエンザ診療において入院必要者のチェックのためにパルスオキシメーターが必要ではと考えていま
したが、当院が参加するMLにて下記のようなメールがありました。各医療機関にパルスオキシメーター
は購入済みと考えますが、新型インフルエンザが疑う診療の折はSpO2測定をぜひとも実施ください。
なお、休日急患センターにはパルスオキシメーターは装備されていませんので各医療機関よりご持参いただくよう
ご配慮ください。
以下MLより
新型インフルエンザによる呼吸障害が話題になっていますが、12日の小児科学会東京都地方会で東京都
三病院における新型インフルエンザ入院患者の検討、と
いう発表が緊急でありました。対象は府立病院、墨東病院、荏原病院の小児科に、今年7月から9月7日
までに入院した23例(男子17例、PCRを提出した14例全例陽性)です。
23例中19例に呼吸障害が認められています。
まとめ
1. 入院患者は年長児が多かった。(ピーク6−8歳)
2. 入院理由は19/23で呼吸障害が多かった(季節型で意識障害や痙攣が多いのとは異なる)。
3. 呼吸障害発現までの時間が短かった。(10例は12時間以内、15例で24時間以内)
4. 低酸素血症の程度が強く、SpO2測定が大切と考えられた。
(ルームエアーで、提示された症例一では78%、症例二では87%)
5.呼吸障害はインフルエンザウイルス感染そのものによる可能性が高いと思われ
る(細菌感染症の合併ではない、ということ)
6.喘息の既往が多いが重症度は必ずしも高くなかった。(喘息の既往は19例中7例、37%)
なお呼吸障害の治療は抗インフルエンザ薬(18人)、ステロイド静注(10)、イ
ソプロテレノール持続吸入(3)で、人口呼吸器は0でした。
| 当医院にはSaO2を測定する器械をもっていますが、経験上95%を切るとかなりの呼吸困難を認めます。 見ただけで肩呼吸、多呼吸、シーソー呼吸などが見られます。90%を切るような状態は聴診器をあてる までもなく救急車の必要性を感じるくらいと思われますので、測定器をお持ちでない先生方は、多少の呼 吸困難が見られたら2−3次救急病院へ送られるのが無難かと思われます。 |