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RSウイルス感染症が大流行!
木下昇平 2010/10/29 (金) 15:27 [No.1751] 返信(引用して返信)
RSウイルスによる、気管支炎や細気管支炎のお子さんが多くの保育園で流行しています。
今週だけで20人以上おみえになりました。RSウイルスはそもそも、風邪ウイルスなので、どの
年齢にも感染します。しかし、その症状は年齢が低くなるほど重症になります。2−3歳児
になると臨床的には気管支炎、かぜによる喘息などと診断されるケースが多いようですが、
乳児では細気管支炎を起こし呼吸困難をきたす重篤な病気です。主症状は痰がからむ
咳や喘鳴を伴う咳で、発熱も2−4日ほど続くケースがあります。保育園で流行するとあっと
いう間に広まります。というのも、かぜや気管支炎症状で登園している子どもの中にRSウイル
ス陽性者がいることが考えれるからです。
RSウイルスの診断はインフルエンザの様に、鼻腔ぬぐい液で検出キットで簡単に分かりますが、
保険の適応が入院児のみ適応されるため外来での検査は、病院の実費となってしまいます。
これについては現在小児科学会でも保険適応を国に求める働きかけをしている最中です。
RSウイルスが陽性であれば、咳がある程度よくなるまで隔離が必要になります。当医院では、
仕方なく無料で報酬なしの検査を実施しています。キットは1回分1200円程度ですが、乳
児を守るためには、あやしい人も引っ掛けておかないとどんどん広がります。今の時期、乳幼児
で、かぜかなと思っていてもだんだん咳がひどくなり、ゼコゼコいったり、発熱が続く場合はRSウイ
ルスの検査もお薦め致します。