C.発達をみる
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引き起こし反射→座位の姿勢→モロー反射→垂直抱き→水平抱き |
(1)引き起こし反射:首の座りや筋の緊張状態をみる検査 |
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検者の拇指を赤ちゃんの手掌ににぎらせ、検者の残りの指で赤ちゃんの手背から手首のあたりを握りゆっくりと引き上げてゆきます。
正常:頭と体幹が一直線となり、肘関節を曲げようとする。床から45度の角度まで引き起こしたときに頭部が後ろに落ちなければ正常です。 異常:60度まで引き起こしても頭が前屈せず、後屈したままであったり、肘関節が伸びきって引き寄せようとしない場合は注意して経過をみます。
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(2)首座りの確認:座位になったとき、前後に首をゆすって首のすわりをみます。 |
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正常:ゆすっても立ち直ろうとするようであれば正常です。
異常:できない場合は、経過をみます。 |
(3)座位の姿勢:腰を支えると座ることが出来ることをみます。 |
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異常:首がふらついたり、頭を後屈させるときは注意して経過をみます。 |
(4)モロー反射:座らせた位置から頭部を後ろに倒して両手を広げるかどうかをみます。 |
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異常:明らかなモロー反射は、経過をみる必要があります。 |
(5)垂直抱きの姿勢: |
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正常:膝関節を軽く曲げていることが多くみられます。
異常:足をつっぱり、尖足位である場合は、注意して経過をみます。 |
(6)水平抱きの姿勢(ランドー反射):体を水平に抱き上げ姿勢をみます。 |
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正常:頭を上げ、体幹はのばしている状態になります。
異常:あまりに体を反らしたり、逆にだらんとしてしまう場合は、注意して経過をみます。 |
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以上の検査で正常と断定できない場合は、1〜2ヶ月フォローしてみます。それでも発達の改善が見られない場合は専門医に紹介したほうが良いでしょう。
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お母さんの質問に答えるQ&A
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| (1) 2ヶ月頃から便の出が悪くなったが、便秘ですか? |
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赤ちゃんの場合、1ヶ月を過ぎると、便の出が悪くなります。これは、生理的現象と考えてよく、4〜5日に1回でも軟らかい便が出れば便秘ではありません。機嫌が悪い時は、おなかをさすったり綿棒浣腸で様子をみても良いでしょう。機嫌が良ければ1週間くらい放っておいてもかまいません。
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(2) 最近、よく吐くようになりましたが、大丈夫でしょうか。 |
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まず、体重の伸びをみて、順調であれば、飲み過ぎで吐いていたり、生理的なものと考えて良いでしょう。体重の増加が悪い場合で噴水様のおう吐の場合、幽門狭窄症を考え、専門医に紹介します。だらっと吐く場合は、ゲップの出し方、飲んだ後はすぐに横にしない、などの指導をして1〜2週間ほど経過をみます。 |
(3) いつも同じ方向を向いて寝ていますが大丈夫ですか? |
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斜頚がなければ、頭の形がそちらに向きやすくなっているのでしょう。首が据わり、座った生活がふえてくれば、だんだん頭の形は目立たなくなりますが、頭がへこんでいる方を壁側にしておくのも良いでしょう。 |
(4) 赤ちゃんの皮膚 |
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(A)湿疹について
皮膚のかさかさ:ほっぺや口のまわりの皮膚がかさかさして赤くなったりしている場合、いきなり、『アトピー性皮膚炎でしょうね』と言い切ってしまうのはどうかと思います。まず、乳児性の湿疹がほとんどですので、スキンケアを十分するように伝えます。まず良く石鹸で洗うこと、赤くなっているところほど念入りに洗うように指導します。そして、薬局で売っているような、ベビーローションや保湿クリームでしばらく様子をみます。
頭のかさぶた:オリーブ油をつけて、30分ほどふやかした後に、石鹸ではなく、シャンプーで良く洗います。その後ベビーローションなどをぬります。
以上のようにしても、治りが悪かったり悪化するようでしたら、病院を受診するように勧めます。 |
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(B)アザについて
正中部母斑(サーモンパッチ):おでこやまぶたの薄い赤アザは1〜2年で消えます。うなじのところの赤アザ(ウンナ母斑)は、もっと時間がかかりますが、だんだん目立たなくなってきます。
単純性血管腫:正中部やまぶた以外の赤アザは、自然に消えることはあまりなく、レーザーなどの治療が有効な場合があります。
苺状血管腫:小学生頃までにはよくなりますが、あまり大きい場合はその部分の皮膚がたるみを残す場合があります。早期のレーザー治療が有効な場合があります。
蒙古斑と異所性蒙古斑:蒙古斑はお尻や背中にみられますが、小学生までには自然に治ってしまいます。しかし、うでや肩に少し濃く見られるものは、異所性蒙古斑といい大人になっても残る可能性があります。 |
(5) そけいヘルニア、臍ヘルニア、陰のう水腫、停留睾丸、包茎はどうしたら良いですか。 |
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両ヘルニアや陰のう水腫は、1歳までに自然治癒することが多いのですが、それ以上続くようであれば、一度小児外科医に紹介します。停留睾丸は、移動性睾丸で陰のうまで引き寄せられる場合は、そのまま放置しますが、陰のうの中に降りてこない場合は1歳頃までに、小児外科医に紹介します。包茎は、亀頭部が見えなくても異常ではありません。この時期にもし、おしっこのとき、風船のようにふくらんでおしっこが出にくいようなら小児外科医に紹介します。 |
(6) 抱きぐせ、夜泣き、おしゃぶりについて |
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これらは自然に良くなるのを待ってあげてください。 |
(7) 夕暮れ泣き(コリック) |
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毎日、夕飯の支度にとりかかる頃、どうあやしても力一杯泣くことがあります。生後3ヶ月ころまでが多く、コリックといいます。原因ははっきりしていませんが、抱いて外を散歩したり、ドライブに連れて行ったりしてあげてください。しばらくのしんぼうです。
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(8) 小奇形について |
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副耳:1歳から外科的手術の対象となりますが、希望があれば形成外科などを紹介してあげてください。
先天性耳ろう孔:耳介上方前方部に穴がみられますが、たびたび化膿するようであれば手術の適応があります。 |
(9) うつぶせ寝はどうでしょう? |
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4ヶ月頃になると、早い子はいつのまにかうつぶせ寝でねていることがあります。うつぶせ寝が突然死の原因のひとつといわれているので心配でしょうが、もう自分で首を動かすことできますので大丈夫です。ただし、ふかふかのふとんの上に寝せるのは避けましょう。 |
(10) 逆まつげ |
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赤ちゃんのまつげが目にべったりとくっついているのをよくみます。ひどい目やにが出る場合は目薬を使うこともありますが、大抵は自然に治ってしまいます。 |
(11) いつも涙目なのですが‥ |
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いつも涙目だったり、目やにがつづくようであれば、目と鼻をつなぐ管(鼻涙管)というところが一時的に狭くなったり、閉塞している場合が考えられるますので、一度眼科の先生に診てもらった方が良いでしょう。 |