キジ鳩の子育て―その後

 

 親鳥が卵を温め始めて約3週間ほど経ったある日、なにげなく眺めていますと親鳥のおなかのあたりに何かごそごそと動めいている産毛のかたまりを見つけました。
  雛鳥の誕生です!!
  体の半分以上を親鳥が覆い隠していますので、なかなか全貌を見せてくれません。しかしときどき親鳥の交代のときがあり、そのとき一瞬ですが運が良ければその姿を見ることができます。 交代した親鳥はしばらくは周りの様子を窺っていましたが、おもむろに喉のあたりを上下に激しく動かし始め、大きく口を開けて雛鳥の方へ向いたとたん、雛鳥がその口の中へ頭を突っ込んでいきました。親鳥は胃の中にある食べ物を吐き出して、それを雛がむさぼって食べているようです。ちょっと見ると親鳥が雛鳥の頭を飲み込んでいるようで無気味にも見える光景です。10分位その状態が続きやっと2羽が離れました。
  写真1は親鳥のおなかで雛鳥が動めいているところ、写真2はえさを食べているところ、写真3は食べ終わったあとの写真です。 雛鳥の食欲は旺盛で両親鳥がえさ運びに追われています。数週間もすれば立派な親鳥になり巣立つことでしょう。

(2001/6/25 柳 純二)

写真1

写真2

写真3