小郡三井地区介護保険研究会
平成14年度第3回在宅サービス事業所部会

日時:平成14年12月9日(月)19:00〜20:20
場所:小郡三井医師会休日診療センター研修室  

佐々木会長挨拶のあと、野瀬部会長より先日行ったアンケート調査の結果報告、出席者間での意見交換及び部会の今後の活動方針について協議を行った。

(1)部会の開催の時間帯について  
午前中の開催・午後の開催・夜間(従来の時間)開催との問いについて、3パターンともほぼ同数の意見であった。
→医療機関部会では夜間開催で意見がまとまっており、在宅サービス事業所部会についても従来どおりの夜間開催にて幹事会へ報告することで一致。

(2)感染症対策等の研修会の開催時期について  
12月中の開催・1月中の開催・2月中の開催・3月中の開催との問いについて2月中の開催を希望する意見が多かった。
→現在、2月または3月に開催する方向で調整中。皮膚(小郡永田先生)・呼吸器(大刀洗白石先生)・肝炎(小郡中原先生)についてそれぞれ各先生に講師をお願いする予定

(3)各事業所で発生している問題点や事柄について
1.ケアマネと在宅サービス事業所が別の場合、連絡が密にとれていないケースがある。病院の相談室に苦情がある場合がある。
→丸山病院より、入院から在宅へ移行時のかかりつけ医紹介の際の事例について紹介。ケアマネとサービス事業所間での連絡、医療機関とケアマネ間でのカンファレンス不足等の問題提起あり

2.感染症に対する理解不足、登録ヘルパー研修不足、医師や関係機関との連携不足
→小郡社協より、ヘルパーの専門的知識(医療に関する知識など)が不足しているとの意見。感染症については研修会開催予定、医師への遠慮が医療的な情報を得づらくしている要因の1つと考えられるため、サービス事業所から主治医(医療機関)へ気軽に相談できるよう質問用紙・相談用紙の様式を配布する予定

3.肺結核及び疥癬等の感染症について
→デイサービスセンターコスモスより(→後日研修会開催予定)

4.利用者(難聴・軽い痴呆あり)の在宅は確認できるのだが、玄関のチャイムを何度押しても応答がなかったためサービスを中止した。訪問時利用者が留守だったためサービスを中止した。
→JAみいより、訪問介護サービスを中止した事例の紹介。家族・ケアマネを交え、合鍵を作ることの承諾を得る(書面を交わす)等の具体的な対策について意見あり。利用者及び家族が充分に納得したうえでサービスを提供することを出席者間で確認。

5.入浴サービスを希望している利用者について、当日の健康チェックの結果によっては、看護職員の判断でやむを得ず中止する場合があるが、入浴を第1の利用目的としている利用者にとってはこの対応には不満があり、最悪の場合利用施設を変更するケースがある。他の事業所ではどのような対応をしているか知りたい。
→弥生の里より、入浴サービスを中止した事例の紹介。入浴の危険性(心房細動の利用者など)や、バイタル測定時刻の工夫、清拭・足浴など代替サービスの提供等の具体的な対応について意見あり。主治医から利用者本人へ直接説明してもらうこと、主治医(医療機関)からサービス事業所へ入浴時の注意事項についてより細かな情報提供をしてもらうことなどの提案あり。(→医療機関部会へ)

6.緊急時(喉つまり等)の対応の仕方、ヘルパーの吸引を許可して欲しいという声が多いことについて、先生方の意見を伺いたい。
→神代病院・コムスン小郡より、利用者または家族がヘルパーへ医療行為を依頼するケースについて紹介。吸引や点滴の針抜きについては医師・看護師・家族のみが行える旨を主治医から利用者及び家族へ充分説明してもらってはどうか、主治医⇔ケアマネ⇔サービス事業者という伝達体系よりも主治医とサービス事業者間で直接連絡を取り合ったほうが良い場合もあるなどの意見あり。

7.利用者及び家族が住宅改修のほか介護保険全般について理解が薄い。
→仏坂内科より、住宅改修開始後に発生した事例について紹介。介護保険について広報不足なのではないか、在宅介護支援センターを有効活用すべきである、ケアマネ及びサービス事業者は利用者及び家族へ随時わかりやすい説明を心掛けるべきである、訪問介護をはじめとする訪問系サービス従事者からの情報提供は、潜在的なニーズの発掘につながり重要であるなどの意見あり。

次回の部会は2月または3月に研修会開催の予定