休日診療センタースタッフ教育  ;医療事故防止対策
・・医事紛争を起こさないためには!

医事紛争は、投薬や注射、検査、手術などの医療行為中で、思いがけない偶発事故、あるいは何等かの不注意や思い違いを原因とする医療過誤によるものがほとんどである。
しかし、事故が起これば必ず紛争になる訳ではなく、医療事故とは無関係の軽率な言動がきっかけで起こっていることも少なくない。ただし、裁判の判決に委ねなければならなかたと言う事例は多くなく、お互いの良識ある話し合いの中で解決されいるのが実情である。

@受付対応
 (ポイント)患者さんは心身に何等かの不安を持ち敏感になっている。
       休日に突然怪我をしあるいは具合が悪くなり受診しているので
       健康保険証も現金も持ち合わせていないことも有りうる。
       ⇒応対がむずかしい!
 ・ていねいで誠意のこもった応対
 ・迅速な対応および医師や看護師への伝達
 ・保険証など氏名をフルネームで確認
 ・保険証は身分の証でもあるのでカルテに転記後はすぐ本人に返却
 ・雑談は厳禁。身内同士でしか解からない様な小声話も誤解される
 ・電話応対は表情が見えぬのでより慎重に
 (*)患者さまは最初に受付スタッフに接触し、診療後も必ず立ち寄るので
    倍の気苦労を どうぞよろしく!

A診察および診療(医師および看護師)
 (ポイント)休日や閉院間際の来院患者とのトラブルは事例的にも多い
 ・医師、医療従事者は、診察や診療前に患者さんの全身状態を把握しておく
   ・・ 問診表;姓名、既往症、病歴、手術歴、薬物過敏症等
 ・説明、インフォームドコンセントを疎かにしない
 ・病診連携、診診連携
 ・患者さんとの人間関係を大切にする
 ・投薬、注射の際の注意;適応、用量、高齢者、他の常用薬剤との相互作用
 ・薬物および患者さんの取り違え、有効期限の確認、
 ・静脈注射は医師が施行
 ・できるだけ内服薬や外用薬の投与が望ましいか
 ・行った医療行為はカルテに有りのままに正確にかつ、詳細に記載すること
 (*)一人一人が患者さまの意思、気持ちを尊重し、患者さま本位の治療に徹
   する。とにかく、ていねいに誠意をもって診療を!