第4回福岡県健康危機管理担当理事者会

7月3日(金)午後4時 小郡三井医師会休日センター
2.目的事項
1)新型インフルエンザの発生状況
 世界中で5万人を超える流行で、日本でも1400人を超える流行となった。
 福岡県でも板付け中・小学校を中心とした流行から各地で外国からのもちこみによる感染が起こっている。死亡者の数は、感染者の数に比例して増加傾向で、致死率は0.43%です。
 新型インフルエンザの臨床症状は、発熱や咳嗽が最も多く、ついで悪寒や咽頭痛、全身倦怠感を、その他鼻汁、鼻閉、頭痛、関節筋肉痛等を認める。米国の報告と異なり、日本では嘔吐はあまり見られない。
 

2)今後の医療体制およびサーベイランス
 国は新型インフルエンザが国内で蔓延状態と判断して「医療の確保、検疫、学校、保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針」を再度改定し、発熱相談センターは維持するものの専用外来は廃止し、検疫を中心とした予防対策から原則として全医療機関で 新型インフルエンザの診療を行なう方針に転換。但し産科や透析医療機関等は新型インフルエンザの診療は原則として行なわない方向に。診療を行なう場合には院内感染防止のため
 時間的・空間的に患者を分離する措置を行なう必要がある。
 軽症者は自宅で療養して外出は自粛。重症者は入院して治療。
 基礎疾患を持つヒトへの感染防止対策を重視し、新型ワクチンが確保された場合には、基礎疾患を持つ方を優先して接種を行う事になるとの事。
 個別の隔離予防対策から学校を中心とした集団感染のサーベイランスを行う事になる。