第4回福岡県内科医会県民健康セミナーを拝聴して

小郡三井内科医会  白石 恒明

 平成19年10月13日石橋文化センター文化ホールにおきまして、第4回福岡県内科医会県民健康セミナーが開催されました。演者は京都府立医科大学大学院医学研究科免疫内科学教授吉川敏一先生、久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門准教授神代龍吉先生でした。メインテーマはアンチエイジングでした。アンチエイジングとは、1993年に7人のドクターがスタートさせた米国抗加齢学会(A4M:American Academy of Anti−Aging Medicine)より始まる新しい予防医学です。老化のメカニズムを医学的に解明することにより、老化のスピードを遅延させることを目標にしています。アメリカにおいては男性ホルモン、女性ホルモンなどの療法、ビタミン剤などのサプリメント(アメリカでは漢方薬もサプリメントなのですが)投与が主流のようです。吉川先生のお話では、理論的には長寿に貢献するであろう物質はいろいろなものが解ってきているし、動物実験では実証されていますが、人間に使用した場合の効果はまだ明らかではないようです。現在、間違いなく長寿に貢献する方法は、摂取カロリーを減らすことのようです。感染症等が不治の病でなくなってきた現代においては、高カロリー摂取が一番問題のようです。
 長く生きるためにはなるべく食べないようにするしかないかもしれません。