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小郡三井医師会 柳 純二
小郡三井医師会においてもIT化へ向けての積極的な活動を行ってきましたので、その一端をご紹介致します。
約1年前から医師会ホームページの作成に取り掛かり、数ヶ月かけて昨年7月にようやく立ち上げることが出来ました。ホームページには医療機関マップ、病気・健康の情報、予防接種情報、福祉情報などの住民向けの情報と共に、医師会員専用サイトには会員に役立つ各種の資料を数多く掲載しています。会員が何か見たい情報があった時、いつでも自由に閲覧できる会員共通の書庫の役割を果たすことができれば良いと思っています。
これらの機能を充分に発揮するには、各会員にインターネットができる環境作りをして頂かなければなりません。現在、当医師会では会員のご協力により、メールアドレス取得率がようやく9割近くとなりました。平成13年度からは、各種情報の連絡をできるだけメールとホームページを利用するようにし始めたところです。これまでは県医師会などから送られる膨大な情報を会員へ伝達する方法としては、地域医師会の各担当理事の判断で必要と思われるものを取捨選択し、コピーの送付やFAXという形で行ってきました。この方法だと、多様なニーズを持つ各会員に、必要で充分な情報が必ずしも伝わっていない可能性があるように思われます。基本的には各会員には全ての情報を自由に手軽に閲覧する権
利があり、そのような環境が作られていることが重要だろうと思います。かといって全ての情報をコピーして配布するわけにも参りません。この間題点を解決するため、当医師会では今後県医師会などから送られてきた資料をスキャナーにより画像のPDFファイルとして取り込み医師会のホームページに保管し、各担当理事はその要旨のみを各会員へメール
で連絡するという方法を開始致しました。これにより全会員での情報の共有化を図りたいと考えております。
ただ現在当医師会周辺のインターネット環境の整備が遅れているため、各会員が医師会のサーバーにアクセスしてPDFファイルを開くのに多少時間がかかるという問題がありますので、当分は従来の方法も併用していかざるを得ません。将来はADSLや光通信などのブロードバンドが整備され前述の問題点も解決される事と思いますが、できるだけ早期に
これらが実現できるように県医師会、あるいは日本医師会からも行政等への働きかけをお願いしたいところです。また末端の医師会で情報を画像のPDFファイルにする必要がないように、日医や厚生省や県医師会からのオリジナルの情報のデジタル化も是非進めて頂きたいと思っております。IT化のメリットとしては、情報交換を、手軽に、大量に、しかも迅速に行うことができ、その情報を各自が自由に整理保存でき、その検索や利用が容易であることなどが挙げられると思います。またIT化によって、現在非能率的に行われている単純な事務作業が大幅に省力化され、その分を患者サービスへ向けることも可能ですし、医療内容の向上にも大きく貢献させることが出来ます。さらに今後、電子カルテが普及し、患者ICカード導入が行われることも予想されます。ITを道具として使いこなすことが、我々にとって必要不可欠となるときが目前に来ているのではないでしょうか。
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