|
小郡三井医師会 蒲池 壽
私どもの小郡三井医師会は小郡市、大刀洗町、北野町の旧三井郡の医療機関よりなる。当医師会の地域医療に関する問題点を検討した。
1)予防接種 予防接種に関してでもあるが、何事もある問題を決定する場合各市町村によって対応の違いが発生する。1市2町の当医師会では以前は各市町村が主体になって事項を決定していたが、現在は当方より問題の改善点について提案し改善決定している。例えば予防接種に関してはいち早い副作用のないワクチンの導入、個別接種の導入を実施した。接種法に関してはバイアルを用いたワクチンでなく注射器タイプ導入を要望しており、実施される予定である。昨年の65歳以上の老人に対するインフルエンザ予防接種は平成12年度より市町村に接種の公的な実施を働きかけていたので何の不都合もなく実施できた。インフルエンザ予防接種に関しては当医師会内では市町村の隔たりなく実施し、老健施設、特別養護老人ホーム等に関してはその全入所者(当医師会以外の方も含む)に対し市町村による施設へのワクチンの確保補助が可能であった。予防接種に関しては何時でも何処でも接種が受けられる、現在福岡県医師会が考えている予防接種実施の広域化には期待している。これは可能と思われる。
2)健康診断 健診業務に関しては各市町村で問診表、結果記入表が異なっておりその統計値を利用するのは不可能である。現在これの統一化をはかっている。老人健康審査では平成14年度より大刀洗町、北野町は老人健診対応ソフトを製作しこれによる市町村への記入提出により誤記労力の減少をはかり、そのデータを利用した住民健康管理に関しては医師会がさらなる中心的存在になると考える。なお基本健康審査に関しては以前より要望していたC型、B型肝炎の検査を平成13年度より実施し、北野町、大刀洗町は筑後地区で最初に公的検査を初めた。肝炎対策に関しては市町村、久留米保健所、久留米大学と連携してフォローアップしている。
3)介護保険 当医師会の介護保健事業は小郡市単独、大刀洗町、北野町は福岡県広域連合に加入し実施している。これに伴って平成13年初めに小郡三井地区介護保険研究会を医師会主導で立ち上げ介護をより良く受けていただけるように努力している。研究会には市町村、医師会、事業者が参加して2−3ケ月毎に各部会を開催問題提起し、これを解決している。介護保険事業実施当初は主治医と事業者の連絡が充分ではなかったが現在はスムーズな連絡が可能となってきている。
4)住民の皆さんへの広報 以前は医師会から住民の皆さんへの広報活動はなかったに等しかった。現在小郡三井医師会ホームページを利用し、医師会の広報活動を行っている。ホームページで地域医療に関する情報は網羅していると考える。さらに当医師会医療機関マップを製作中である。
|