| 「私の健康法」 |
| 小郡市 権藤秀之 租食、少食、こまめに動いて、よく眠る。 患者さんには毎日のように言い続けて来たことですが、開業以来食事と睡眠の項はさておいて体を動かすことは本当に少なくなりました。勤務医時代は外来、検査、病棟と移動が必要でそこそこの運動量にもなっていましたが、今は午前午後座ったままで過ごす時間が圧倒的に多く、訪問診療や往診も自動車を使うので実質2000歩位しか歩いていません。 この慢性運動不足を解消するべく昨年の春からサイクリングを始めました。アルミ製のマウンテンバイク型のフレームでタイヤは転がり抵抗の少ない小溝タイプの自転車を購入し、診療時間の終わった6時半頃から日没まで80ワット負荷相当で走ります。目標は200kcal消費です。開業当時は検査用のエルゴメーターで30〜45分の負荷を掛けて運動量を稼いでいましたが景色が変わらないのはやはり退屈で戸外を走るようになりました。最近は農道も簡易舗装されていて車の多い幹線道路より、安全で快適に走ることができます。季節にもよりますが30分から1時間走ると、私のところからだと今村のカトリック教会、花立山の東山麓、筑紫野市原田あるいは鳥栖市の市街地、筑後川北岸まで行くことができます。往復15〜20km心地よい汗をかき、筑後平野の山の端と水面に照り返る深紅の夕焼けを眺められて、開業して良かったと感じることができるひとときです。自転車ですと往診路の予習で横町や路地を走っても目立たず、往来の邪魔にならず知り合いの人にあった場合も気軽に声を掛けることができ人間関係の距離感が縮まります。 雨の日や猛暑、冬日はこれは不可能なので屋内プールに泳ぎに行くよ うにしました。勤務医時代の後半40歳すぎてから改めて同僚に泳法を習って、少しは泳げるようになっていました。まず100mほど水中歩行 した後、クロール、平泳ぎ、背泳色々取り混ぜて400〜600m泳ぐように しています。水中にいる時間は約45分。クロールが一番疲れないのです が最近は平泳ぎの蹴りに快感を覚えるようになりました。思い切り水を 蹴って前に進むと腰部以下の筋群が適当に疲労して当日は快眠です。 以前は1時間半の通勤時間が必要でしたが今はそのほとんどをこのよ うな運動に振り換えることができてその点では良かったと思います。4月から社会保険本人の3割負担(もはや保険ではない?)となり、われわれ医療側も経営的に厳しい状況となるでしょうが日々の運動を大切にして、健康に暮らしていくことを第一義に開業医生活を続けていきたいと考えています。 |