一般社団法人 小郡三井医師会

回答集

質問コーナーに寄せられた「医療・診療」のご質問回答集です。
※質問をクリックすると回答が表示します。

先日子供(生後2.5ヶ月)が鼻カゼと診断され(小児科にて)薬をもらいました。薬を飲んでも鼻づまりとセキが止まらなかった為、耳鼻科に行って鼻水を吸取って もらったのですが、その時に「この子は少しアデノイドが大きいみたいですね」と いわれました。
アデノイドってどこにあるのですか?
アデノイドが大きいとどの様な不具合がありますか?
また、アデノイドをとる手術をした方がよいのでしょうか?
以前、知人から「アデノイドをとると頭がよくなるらしいよ。根拠は知らんけど。」 と聞いた事があるのですが本当の所はどうでしょう。
(2000.8.17)

(1)アデノイドは鼻の奥と咽頭(のど)の間に存在するリンパ組織です。
(2)アデノイドが大きい時の症状は、イビキ(ひどい時は睡眠時無呼吸になることがある)、口呼吸、鼻閉、中耳炎になりやすい、などです。
(3)上記の症状がひどいときは当然手術の適応があります。(手術の対象年齢は一般的には3歳以上で、2~3歳くらいまでは様子を見ます。)
特に睡眠時の無呼吸発作を伴うイビキや中耳炎を繰り返す例は積極的に切除手術を行なったほうが良いと思われます。
ただし、年齢が10歳を過ぎると、アデノイドは徐々に縮小してきますので、軽症の場合は経過を見るだけで十分のこともあります。お尋ねのケースでは子供さんが生後2ヵ月半でまだ年齢が低いので、経過観察及び保存的治療(手術をしない治療法)をすることになると思います。
(4)アデノイドが極端に大きくて、完全鼻閉、完全口呼吸になると、常に口をポカンと開けて、ボーっとした表情(アデノイド顔貌といいます)を呈するようになるのですが、手術後には口をきちんと閉じてキリッとした顔つきになるので、賢くなったように見えるのでしょう。

PAGE TOP