当センターは、小郡市・大刀洗町・久留米市北野町より小郡三井医師会が委託を受けて設置された医療・介護・福祉関係者を対象とした支援機関です。医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者等が住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の医療・介護・福祉関係者が円滑に連携できる仕組みや環境作りを目的としています。
地域の医療機関、介護事業所等の所在地や連絡先、機能等を情報収集し、リストまたはマップを作成し、公開します。
必要に応じて地域の医療・介護・福祉関係者と情報を共有・活用します。
各種会議や関係者へのアンケート等を通して、在宅医療・介護連携の現状把握と課題抽出を行います。また、必要に応じて関係者と一緒に対応策の検討を行います。
地域の医療・介護・福祉関係者の協力を得ながら、切れ目なく在宅医療と介護サービスが一体的に提供される体制の構築を目指した取り組みを行います。
在宅での看取り、急変時、入退院時等に活用できるような情報共有ツールの作成や導入・活用推進を行います。
在宅医療・介護連携を支援する相談窓口を設置し、医療・介護・福祉関係者から、在宅医療・介護連携に関する相談等を受け付け、連携調整、情報提供等を行います。
地域の医療・介護・福祉関係者の連携を促進するため、多職種でのグループワーク等の研修を行います。
在宅医療・介護に関する知識・技術の向上のための研修を行います。
地域住民が在宅医療や介護について理解し、在宅での療養が必要となったときに必要なサービスを適切に選択できるように、講演会の開催やチラシ・冊子などの作成・配布、ウェブサイトの作成等を行います。
(例)
・近くで訪問診療をしてくれる診療所を教えて欲しい
・往診してくれる耳鼻科、皮膚科の医師を紹介して欲しい
・在宅医療や人生会議について講演してくれる講師を紹介して欲しい
・施設の職員対象に、出前講座(褥瘡予防・急変時の対応・感染管理・認知症・ACP・看取りケアなど)をしてほしい
・団塊世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現していきます。
・今後、認知症高齢者の増加が見込まれることから、認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも、地域包括ケアシステムの構築が重要です。
・人口が横ばいで75歳以上人口が急増する大都市部、75歳以上人口の増加は穏やかだが人口は減少する町村部等、高齢化の進展状況には大きな地域差が生じています。
・地域包括ケアシステムは、保険者である市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要です。