平成14年度第一回各医師会乳幼児保健担当理事会

日時  2002年8月23日(金) 午後4時から
場所 県医師会館
県医師会執行部から 関原県医師会長、横倉県医師会副会長、岡田担当理事が出席
各医師会での出席者  19名
津田 文史朗(遠賀中間)、弓削 健(京都)、前田 浩(豊前築上)、下村国寿(福岡市) 松本正(筑紫)、富田祥夫(糸島)、岡部康文(粕屋)、宮原俊彦(宗像)、 中村功(直方鞍手)、荒木正之(田川)、平野義人(飯塚)、井上謙吉(久留米) 江口博之(大牟田)、岩井建次(八女筑後)、富田哲夫(甘木朝倉)、毛利 康茂(小郡三井)、棚橋信介(大川三潴)、川口新一郎(柳川山門)、田中浩一(浮羽)
欠席者   北九州医師会  1名

1. 開会  横倉副会長が議長に選出され、具体的な事柄については担当理事の岡田先生が話をされながら、議事を進められた。

2. 挨拶  関原会長が挨拶をされた。

3. 目的事項
1) 平成14年度母子保健事業計画について
@ 新生児聴覚検査事業について
平成12年度から聴覚障害を早期に発見し、出来るだけ早い段階で適切な処置が講じられる目的にて行われています。モデル事業として実施され、本年は福岡県内で久留米市が対象になっています。実施主体は都道府県並びに指定都市です。 →図1表@

A 乳幼児育児支援事業について
保護者に発達段階に応じてどのような育児を行うのかを盛り込んだ小冊子を作成して、健診時に保護者に配布する。県単独事業で、平成13年度から開始しています。

B 乳幼児健康支援 ―時預かり事業について
実施主体は市町村
負担割合 国1/3 県1/3 市町村 1/3
平成7年度より開始されております。
病気の回復期にある児童(小学校低学年まで含む)を保育所、医療機関に附設された施設で一時預かる事業。 10万人に一ヶ所が目安で、甘木朝倉医師会内でもう一ヶ所申請されましたが、却下されています。 本来は病後保育が対象であったが、医療機関に併設して行う場合には 健康児との境界が困難な事もあり、健康児まで拡大されている医師会 もあります。 また幼稚園児を対象になるのではないかと考えています。しかし保育所は 病後の児童のみです。利用期間は約一週間で、集団保育が困難で保護者が家庭で育児を行うことが 出来ない場合とされています。現在実施市町村は 大牟田市(1)、久留米市(1)、飯塚市(1)、甘木市(1)、筑後市(1)、小郡市(1)、宗像市1市3町(1) 宇美町(1)、その他政令市(北九州市、福岡市) 今年から大野城市が加わる予定です。     → 表A

2) 予防接種について
@ 予防接種センターについて
平成11年度の予防接種法の見直しされる中で設置が検討された。平成12年度から各都道府県に設置が始まり、福岡県では5ヶ所の予防センターと一ヶ所の協力病院  →表B       
基礎疾患やアレルギーなどがあり、予防接種を受ける際に特に注意が必要な者(予防接種要注意者という)への予防接種や相談を行う病院を予防センターとして指定し、安心して予防接種が受けられる体制を整備して、以って、予防接種健康被害の発生予防に資する事を目的としています。

A 広域化について
現在実施している都道府県は岩手県、奈良県、三重県、新潟県で今年から 大分県が加わっています。今後も増加していくと考えられています。広域化を行う場合にはいくつかの問題が生じてきます。一つは各地域で接種料金が異なっていて統一されていないこと。非会員の場合、公費による予防接種は関係ないのですが、インフルエンザなどの高齢者に接種する場合に問題になりました。個々の医療機関と契約を 結ばなければならないためとても煩雑になりました。これは福岡市の場合でした。それにもかかわらず大分県では予防接種料金を統一することなく、被接種者の属する市町村の料金を各医療機関が請求するシステムで開始しています。 →図2

B 麻疹撲滅について
麻疹は先進国では唯一流行が見られるのは日本で、年間20万人から30万人が罹患しています。接種率が95%以上でないと、流行を防止できないと、云われています。現在の接種率は全国では96.5%ですが、福岡県では86.1%で 約10%低い状態です。 →表C、 表D、 図3

3) 園医の組織化について      
園医は乳幼児を預かる事業所にとって重要な存在といえます。園医の組織化はこのため必要と思われます。現在はまだ組織化されている所は少ないのですが、今後は増えて来るものと考えられます。 →表E

4) その他

4. 閉会